滅菌・衛生管理へのこだわり|戸塚区のやまゆり歯科クリニック|土日診療・女性歯科医師・痛みの少ない歯科治療

やまゆり歯科クリニック

やまゆり歯科クリニック

滅菌・衛生管理へのこだわり

「院内感染」をご存知ですか?

院内感染とは、治療のために訪れた医療機関で、他の病気に感染してしまうことです。
歯科医院では、お口に入る機器、注射針、水からの院内感染のリスクがあります。
しかし、全ての歯科医院で衛生管理が万全に行われていないことが近年メディアで取り上げられ、不安に感じている方も多いはずです。

当クリニックは、患者さんの目には見えないからこそ、衛生管理を徹底し、安心できる環境づくりに取り組んでいます。

やまゆり歯科クリニックは、安心・安全に通院できる環境が整っている歯科医院
「歯科外来診療環境施設基準歯科医院(外来環)」の基準をクリアしています
「歯科外来診療環境施設基準歯科医院」に認定されています 歯科外来診療環境施設基準とは、厚生労働省が定めた安心・安全な環境が整っている歯科医院の基準のことです。
下記のような緊急時の対応が整い、衛生管理が行き届いていることが条件で、当クリニックはこの基準をクリアしています。
  •  口腔内で使用する機器が専用の機器で確実に洗浄・滅菌が行われていること
  •  患者さんごとに治療器具を交換し、血液を介して起こる感染症予防対策を十分に行っていること
  •  感染症患者に対する歯科診療時、ユニットの確保などを含めた診療体制を常時保っていること
  •  ユニットごとに治療時に飛沫する粉塵や唾液、血液などを吸収できる口腔外バキュームを設置すること など

水へのこだわり

なぜ水の衛生管理が必要なの?

なぜ水の衛生管理が必要なの?

浄水システムがないと、お口に入る水の中に大量のウイルスが発生するからです

診療台から出る水は、夜間や休診で使っていない間に塩素(殺菌する成分)が少なくなると1mlあたり50万群体のウイルスが存在することになります。その数値は米国が定める基準の約2500倍で、大変危険であることが分かります。
そのため、当クリニックでは診療台に通る水だけでなく、院内のすべての水は浄水システム「ポセイドン」を通った、安全な水を使用しています。

ポセイドンについて
ポセイドンについて
薬を使わない、身体にやさしい綺麗なお水
ポセイドンは、水道水に潜む細菌やウイルスを電気分解で殺菌できる器械です。
薬などの添加物は一切使っていないため、身体にも優しいことが特徴です。

当クリニックの待合室にあるこの機械がポセイドンです

機器の滅菌へのこだわり

なぜ器機の滅菌が必要なの?

まず最初に、消毒・殺菌・滅菌の違いをご説明します。

  • 消毒消毒は細菌の活動を弱めることで、細菌が生き残っている状態
  • 殺菌殺菌は「特定の細菌を死滅」しただけで、すべての細菌は死滅できていない状態
  • 滅菌滅菌はすべての細菌が死滅した状態

患者さんのお口に触れる機器には、唾液や血液が付着します。
唾液や血液の中には、様々な細菌やウイルスが潜んでいますが、私たちの目で確認することはできません。
白血病やHIVなどの感染症の原因菌は、消毒・殺菌では死滅しません。滅菌処理を行わない限り、菌は生き続けます。
もし、病原菌を含んだ唾液や血液が不着している器具が、滅菌されずにあなたのお口に入ってしまったら…取り返しのつかない院内感染を引き起こすことになってしまいます。

しかし、患者さんごとに器具を交換・滅菌している歯科医院は全体の約50%だけ

しかし、患者さんごとに器具を交換・滅菌している歯科医院は全体の約50%

2017年に厚生労働省が歯科医院700件に行ったアンケート調査では、患者さんごとに器具を交換・滅菌している歯科医院は52%しかありませんでした。
残りの48%の歯科医院は、感染症患者と分かった場合や血液が付着した場合にのみ滅菌、もしくは滅菌ではなく消毒という回答なのです。
ということは、2つに1つの歯科医院は器具を使い回ししているという状況なのです!
医療機関として当然のことではありますが、安全な医療を受けられる歯科医院を選ぶ基準の一つとして、滅菌はとても大切です。

滅菌機器について

当クリニックでは、次の2つの機器を使用して治療器具を滅菌し、患者さんごと取り換えております。

  • 高水準のクラスB滅菌器 高水準のクラスB滅菌器

    治療で使用した器具は、この「DACプロフェッショナル」という機械を使って、高圧の蒸気で滅菌しています。
    DACプロフェッショナルは、世界の中で最も滅菌の基準が厳しいヨーロッパと同じレベルの機能(クラスB)を持っており、器具に付着したすべてのウイルスを死滅させることができます。

  • タービン(歯を削る器械)専用の滅菌器 タービン(歯を削る器械)専用の滅菌器

    歯を削るときには、機械の先端だけでなく、柄の部分にも唾液などの飛沫が付着するため、柄も含めて滅菌されなければ安全とは言い切れません。
    タービンはとても繊細で複雑な構造をしているため、しっかり滅菌するためには、専用の滅菌器が必要です。
    当クリニックでは、日本の歯科医院では普及率が大変低いタービン専用滅菌器「DACプロフェッショナルⅡ」も導入しています。

使い捨て製品の採用

他にも、院内感染の経路を少なくするため、できる限りディスポーザブル(使い捨て)製品を導入しています。

  • エプロン エプロン

    紙製のエプロンで、使用後は処分しています。

  • コップ コップ

    紙製のコップで、使用後は処分しています。

  • 注射針 注射針

    一番感染経路として多い注射針も、一度使用したら必ず処分しています。

空気へのこだわり

なぜ空気の衛生管理が必要なの?

なぜ空気の衛生管理が必要なの?

院内感染は器具からだけではなく、
治療中に舞い散る粉塵からも起こりうるからです

治療中は歯を削った粉、詰め物や入れ歯などを削った粉、唾液、血液など、院内感染の原因にもなる物質を含めて、たくさんの物質が飛び散ります。
院内感染のリスクを低くするためには、空気を綺麗にすることもとても大切なのです。

口腔外バキュームについて
口腔外バキュームについて
飛散物を瞬時に吸い取り、院内を清潔に保ちます
口腔外バキュームは、飛散した物質に反応して、瞬時に吸い取る機能を持っています。
これがあることで、唾液や血液などの院内感染になる物質を除去でき、治療環境を常に衛生的に保つことができます。